フランスの紅茶ブランドといえば香り高い紅茶のイメージがありますが、その中でも特に人気なのが「ベッジュマン&バートン」です。パリでは高級紅茶ブランドとして有名ですが、初めて名前を聞いた方もいるかも知れませんね。そこで今回は、ベッジュマン&バートンの紅茶について詳しく解説したいと思います。紅茶の特徴や歴史、おすすめの人気銘柄、店舗情報などもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ベッジュマン&バートンとは?
ベッジュマン&バートンは、1919年にパリで創業した高級紅茶専門店です。創業者であるアーサー・ベッジュマン氏は、ダブリンとロンドンで紅茶を学び、その理想とする紅茶を表現したのが「ベッジュマン&バートン」の始まりです。世界に先駆けて開発されたオリジナルフレーバーティーの数々によってその名は知れ渡り、フランスはもちろん世界中の人々に愛される紅茶ブランドになりました。創業から100年ほど続く老舗紅茶ブランドに成長したベッジュマン&バートンですが、そのオリジナルレシピは創業当時から変わらず今もなお、大切に守り続けられています。
厳選された茶葉と素材を使って作られる多彩な紅茶は、パラスホテルやミシュランの三ツ星レストランでも使用されており、有名シェフのファンも多いとか。そんなベッジュマン&バートンの紅茶は、パリの権威あるグルメ雑誌「LE GUIDE DES GOURMANS」の紅茶部門でも金賞を受賞しています。
紅茶の特徴
ベッジュマン&バートンの紅茶といえば、やはり華やかな香りが特徴的です。特に花びらや果物をふんだんに使ったフレーバーティーが多く、芳醇な香りが空間いっぱいに広がりエレガントな気分に浸れます。ひとつの紅茶に3~5種類以上の香りを組み合わせており、そこから生まれる複雑なフレーバーは、まさにベッジュマン&バートンの世界観をあらわしていますね。
フレーバーティーがお好きな方は、ぜひ一度試してみてください。シックでおしゃれな紅茶缶は高級感もあるので、大切な方への贈り物にも最適です。
ベッジュマン&バートンの美味しい紅茶の入れ方
ベッジュマン&バートンの紅茶は優雅で優しいフレーバーティーが特徴です。まずはストレートで味わって、それからお好みで砂糖やミルク、レモンを加えて楽しんでください。暑い季節にはアイスティーもおすすめです。
ホットティーの入れ方
- 汲みたての水を充分沸騰するまで沸かします。
- ティーポットとカップにお湯を注ぎ、全体をあたためておきます。
- お湯をすて、温めたポットに茶葉を入れます。ティースプーン1杯(2~3g)を1人分として、人数分の茶葉を入れます。
- 沸騰したお湯を勢いよく人数分注ぎ、蓋をして蒸らします。(1杯分150~160㏄)
- 蒸らす時間は2分半~3分です。ミルクティーの時はやや長めに蒸らしましょう。お好みによって時間を調節してください。
- 蒸らし終わったら、ポットの中をスプーンで軽くひと混ぜして茶葉を起こします。
- 茶こしで茶葉をこしながら濃さが均一になるようにカップにまわし注ぎます。ベストドロップと呼ばれる最後の一滴まで注ぎ切りましょう。美味しい紅茶を入れるための大切なポイントです。
水出しアイスティーの入れ方
- 清潔な容器を用意します。
- 容器に1リットルの水を注いで、10gの茶葉を加えます。
(サシェなどに入れると便利です) - 冷蔵庫にいれて一晩(8~10時間)ほど置きます。
- 茶葉を取り出し、出来上がり。
※衛生のため、作ったアイスティーは24時間以内にお召し上がりください。
他にも紅茶の淹れ方を詳しく紹介しています。
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香り高いフレーバーティー!ベッジュマン&バートン人気茶葉5選
厳選茶葉の確かな味わいと多彩な香りが人気のベッジュマン&バートン。こちらでは特に人気の5つの銘柄をご紹介します。あなたもお気に入りの一杯を見つけてみませんか?
エデンローズ
ベッジュマン&バートンの人気No.1紅茶であり、アイコン的存在のフレーバーティー「エデンローズ」。ラベンダー、バニラ、ベルガモットのフレーバーの茶葉にバラの花びらが入った見た目にも華やかな紅茶です。バニラの甘い香りと柑橘系の爽やかな香りが絶妙にブレンドされ、そのバランスの良さは一度飲めばとりこになるはず。初めてベッジュマン&バートンの紅茶を飲むなら、まずこちらがおすすめです。
プーチキン
ブラックティーベースの茶葉にレモンやオレンジなどの柑橘系フルーツ、そしてベルガモットの爽やかな酸味と香りをつけたフレーバーティー。アールグレイに似た味わいですが、レモンとオレンジがふわっと香り、よりフルーティーさを感じることができます。すっきりした後味で、アイスティーにもおすすめです。
マルゼルブ
グリーンティーベースの茶葉に、パッションフルーツ、ピーチ、野イチゴの香りをつけたフレーバーティー。茶葉に織り交ぜた鮮やかなバラの花びらと香りが、緑茶に一層映えます。商品名のマルゼルブは、本店があるパリの「マルゼルブ通り」から付けられています。紅茶を飲むたびにパリを感じられるようなフレーバーティーです。
レ クラシック
甘く豊かな香りのブルボンバニラと、香ばしいキャラメルの香りをつけたフレーバーティー。パリの五つ星ホテルでも採用されている人気の紅茶です。濃厚な甘い香りと深い味わいはミルクティーに良く合います。濃いめに抽出してたっぷりのミルクと合わせた贅沢なロイヤルミルクティーは、ゆったりとしたティータイムにもぴったりです。
ジャルダン
南アフリカのルイボスティーに、ローズ、いちご、バニラ、グレープフルーツの香りをつけたフレッシュな味わいのフレーバーティー。褐色の茶葉には、ひまわりの黄色い花びらやヤグルマギクの青い花びらが織り交ぜられ、見た目にも華やかです。ノンカフェインなので、リラックスしたい時やナイトティーにぴったり。妊婦さんや授乳中のママへのプレゼントにもおすすめです。
ここでしか味わえないスイーツも!ベッジュマン&バートンの店舗情報
ベッジュマン&バートンの紅茶は、銀座にある店舗でも購入することができます。オンラインショップより紅茶の種類も多く、茶葉の香りを楽しみながら選ぶことができます。気になる銘柄は店員さんにお願いして試飲することもできるので、直接味わって選びたい方には嬉しいですね。そして、こちらの店舗では茶葉の他にも、マドレーヌやフィナンシェなどの紅茶に合うオリジナルスイーツも販売しています。こだわりの素材で丁寧に作られた焼き菓子は、紅茶と合わせて手土産にも大人気です。
また、こちらの店舗でしか味わえない人気No.1商品が、エデンローズの茶葉を使った「ロイヤルミルクティーソフトクリーム」です。ベルガモットの爽やかな香りと、ラベンダーやバラの華やかさが加わった贅沢な味わいのソフトクリームは、ここでしか味わえない美味しさです。ミルクティーの風味が濃く、上品でさっぱりした後味なので甘いものが苦手な方にもおすすめです。ベッジュマン&バートンの紅茶を手軽にスイーツで楽しめるこちらの店舗、お近くの際にはぜひ立ち寄りたいですね!
GINZA SIX店
〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZASIX B2階
TEL:03-6264-5413
定休日:年中無休(※年に数日GINZASIXの休館日に準じて休業)
ウェブサイト/http://www.betjemanandbarton.net
まとめ
多彩なフレーバーティーが人気のベッジュマン&バートン。絶妙なバランスで織り成す香りと味わいは、日常のティータイムをより上質な時間にしてくれます。フレーバーティーがお好きな方は、ぜひ一度試してみてください。贈り物にもおすすめの高級紅茶です。
店舗のある紅茶ブランドは他にもあります。
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