紅茶は本当にゼロカロリー?紅茶のカロリーについて

紅茶を毎日飲む方の中には、カロリーを気にされている方もいると思います。飲み物の中でも紅茶は健康にも良く、ヘルシーなイメージがありますがカロリーに関してはどうなのでしょうか?そこで今回は、紅茶のカロリーについて詳しく解説していきたいと思います。また、カロリーが気になるという方にもおすすめのペットボトル紅茶も合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

紅茶のカロリー=ゼロ?

結論からいうと、紅茶のカロリーは基本的にはゼロカロリーといわれています。特に茶葉から淹れた紅茶はどんな種類であっても、ほぼカロリーはありません。毎日紅茶を飲んでいる方には嬉しい結果ですね。ただ、非常に微量ではありますが紅茶の成分にはタンパク質などが含まれているため、まったくのゼロというわけではなく、紅茶100gあたりのカロリーは1kcalといわれています。毎日紅茶を何杯も飲むという方でも、カロリーに関してはまったく気にする必要がないですね。

ただ、これは茶葉から淹れた紅茶をストレートで飲む場合の話で、砂糖やミルクを入れたりすると必然的にカロリーが高くなってしまいます。カロリー摂取が気になる方は、ストレートで飲むのがおすすめです。

甘い香りのフレーバーティーのカロリーは?

キャラメルやチョコレートなど甘い香りのフレーバーティーは、一見カロリーが高そうに感じてしまいますが、茶葉に茶香しているだけなので、やはりこちらも基本的にはゼロカロリーと考えていただいて大丈夫です。ただ、商品によっては茶葉に甘味料が添加されているものもあるので、気になる方は原材料をチェックしましょう。そして甘い香りのフレーバーティーは、砂糖やミルクをいれて飲むことが多いと思います。その時にカロリーが追加されてしまわないよう気をつけてください。逆にダイエット中に甘いものが飲みたくなった時でも、フレーバーティーならゼロカロリーなので安心して飲むことができます。

ミルクティーのカロリー

ストレートで飲む時はゼロカロリーの紅茶ですが、ミルクを加えればもちろんその分カロリーが高くなります。ティーカップ1杯分(約150㏄)あたり、およそ40kcalになりますが加えるミルクや砂糖の量によって多少変わってきます。ちなみに、他の飲み物と比較すると、同じティーカップ1杯分(150㏄)で牛乳はおよそ90kcal、加糖のカフェオレが80kcal、オレンジジュースで80kcalとなり、いずれもミルクティーのほうが他の飲み物に比べてカロリーは低いことがわかります。つい、「ストレートに比べて40kcalも高い!」と思いそうですが、他の飲み物に比べてもミルクティーは低カロリーな飲み物ですね。飲む量だけ気をつければ、心配することはなさそうです。

ミルクティーを飲むと太る?

「ミルクティーを飲むと太る」と言われることもありますが、先ほどお話したように、他の飲み物に比べてもカロリーは低いため、ミルクティーを飲んだからといって太るとはあまり考えられません。ただミルクティーを飲む場合、ストレートティーよりも砂糖を加える量が多くなってしまうことがあるので、その点は気をつけましょう。特にペットボトルのミルクティーは糖分が高めなので、気になる方は飲む前にカロリーをチェックするのがおすすめです。

既製品紅茶はカロリーにご注意!

茶葉から淹れたストレートティーはほぼゼロカロリーですが、既製品の紅茶にはカロリーが高いものもあるので注意が必要です。特に気をつけたい紅茶製品が、粉末のインスタント紅茶とペットボトル紅茶です。

粉末のインスタント紅茶

濃縮した紅茶の抽出液を急冷乾燥によって粉末化させたインスタント紅茶は、サッとお湯に溶かすだけで手軽に飲める紅茶の加工品です。粉末のインスタント紅茶にも色々な種類がありますが、すでに砂糖が入っているものも多く、ミルクティーにはさらにミルク成分も含まれるため、必然的にカロリーが高くなってしまいます。商品によってカロリーも違うので、購入する時にチェックしてみましょう。

ペットボトル紅茶

手軽で便利、種類も豊富なペットボトル紅茶は、茶葉やティーバッグで淹れなくても風味豊かな紅茶を楽しめるのが魅力ですね。しかし、一見カロリーがないように見えるストレートティーでも砂糖が入っていることが多く、茶葉で淹れる紅茶よりもカロリーが高くなってしまうので気をつけましょう。特にミルクティーはストレートタイプよりもカロリーが高く、甘みも強いです。まったく砂糖が入っていないものは「無糖」と表記されているので、カロリーが気になる方はそちらを選ぶのがおすすめです。

カロリーが気になる方にもおすすめ!ペットボトル紅茶6選

手軽にどこでも美味しい紅茶が飲みたい!でもカロリーが気になる・・という方でも、安心して飲める無糖タイプのペットボトル紅茶を6選ご紹介します。甘さがないので、水分補給や食事の時にもぴったりです。

午後の紅茶おいしい無糖/キリン

世界三大銘茶のひとつ、ダージリン茶葉を20%使用している贅沢ですっきりとした無糖タイプのストレートティー。ダージリンの華やかな香りを楽しみながら。紅茶の風味をじっくりと味わえます。色々な料理との相性も良いので、お食事中のドリンクとしてもおすすめです。

パラダイスティー/UCC

マリーゴールド、ローズ、コーンフラワー、サフラワーの4種類のハーブと紅茶をブレンドした無糖タイプのパラダイスティー。ハーブ特有のさわやかな香りとオレンジのすっきりとした後味が特徴です。ひと口飲むと気分もリフレッシュできるので、寝起きの一杯、運動後の一杯にもぴったりです。そのままでももちろん美味しいですが、フルーツジュースと合わせてトロピカルティーにしたり、アレンジ次第で違った美味しさを楽しむことができます。

知覧にっぽん紅茶/ポッカサッポロ

鹿児島県知覧産の紅茶100%を使用し、茶葉をまるごと微粉砕して加えた日本の無糖ストレートティー。一番茶を加えることで、豊かなコクと飲んだ後に甘い香りの余韻が広がります。無糖なのにほのかな甘みを感じる、優しい味わいが特徴。リラックスしたい時や、ティータイムにもおすすめです。

ジャワティーストレート/大塚食品

インドネシアのジャワ島産紅茶を使用した無糖タイプのストレートティー。キレのあるすっきりとした味わいと、紅茶本来の香りが楽しめます。ジャワ島は一年中温暖な気候と昼夜の寒暖差がもたらす濃い霧、そして水はけのよい火山性の土壌によって良質な茶葉を育みます。紅茶の生産地としても有名なインドネシアの美味しい紅茶が手軽に飲めると人気のジャワティーストレート。一本当たりにポリフェノールが300mgも含まれているところも嬉しいですね。

BOSSクラフトボスティーノンシュガー/サントリー

コーヒーで人気のクラフトシリーズから発売された、無糖タイプのストレートティー。独自の技術を用いた約200工程から作られる紅茶は、渋みが抑えられた飲みやすい味わいです。高温・短時間で抽出するため、紅茶本来の華やかな香りもしっかり閉じ込め後味の余韻で楽しむことができます。コーヒーのイメージが強いメーカーですが、本格的な紅茶を楽しめるおすすめ商品です。

ホワイトノーブルリキッドティーアールグレイ/三井農林

紙パックタイプですが、無糖のアールグレイが楽しめる大容量ストレートティー。厳選した茶葉にさわやかなベルガモットの香りをつけたアイスティーは、八ヶ岳水系の清らかな深層地下水で抽出したこだわりの味わいです。しっかりとした紅茶の味が楽しめるので、そのまま氷を入れてもアレンジティーのベースにしても美味しく飲むことができます。

まとめ

茶葉から淹れる紅茶は基本的にはゼロカロリーなので、毎日何杯も飲む方でも気にせず飲めるのは嬉しいですね。ただ砂糖やミルクを入れたり、既製品の紅茶にはカロリーが高いものもあるので注意が必要です。カロリーが気になる方は無糖タイプがおすすめです。

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