日本を代表する紅茶の名店「ムジカティー」とは?紅茶の特徴や人気銘柄などを徹底解説

日本の紅茶専門店の草分け的存在である「ムジカティー」。紅茶好きなら一度は耳にしたことがある有名紅茶ブランドではないでしょうか?しかし関西に店舗があるため、「紅茶の名前は知っているけど飲んだことがない」という方や、「どんな紅茶が売っているの?」という方も多いと思います。そこで今回は、ムジカティーについて詳しく紹介したいと思います。ムジカティーの歴史や紅茶の特徴、人気の銘柄や一度は行きたいティーサロン情報など、気になるすべてを徹底解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ムジカティーとは

どんなジャンルにも聖地と呼ばれる場所がありますが、関西の紅茶ファンの間で紅茶の聖地といえば、ここ「ムジカ」です。現在のオーナー堀江さんの祖父が、1952年に音楽喫茶として大阪の堂島に創業したのが始まりで、当時は紅茶をメインに出すお店はとても珍しかったようです。その後、1969年に堀江さんの父が受け継ぎ、喫茶と併せて自社ブランドの茶葉の販売をスタートさせました。地名である堂島をブランドとして打ち出し、「堂島=紅茶=ムジカ」というイメージを結び付けたムジカは、紅茶好きなら誰もが知るほどの人気店となり、全国から大勢の人が足を運ぶような有名店になりました。そんな老舗紅茶専門店のムジカですが、2013年に61年間続いた堂島の店舗を閉店、新境地である兵庫県の芦屋に新店舗を開店させました。時代と共に街の雰囲気も変わり、紅茶をゆっくり楽しむ人も減ったと感じたことが移転の理由の一つだと、オーナーの堀江さんは語っています。紅茶をゆったりと楽しんでほしいという創業当時から変わらないムジカの想いは、時代と場所が変わっても大切に守られています。流行りにのることをせず、オーソドックスなスタイルを貫いているからこそ、紅茶ファンに「紅茶の聖地」と呼ばれ続けているのではないでしょうか。いつでも変わらない美味しさがある、それがムジカの紅茶の最大の魅力です。

初めて紅茶をポットで提供したお店

ムジカといえば喫茶店で初めて紅茶をポットで提供したお店としても有名です。たっぷりの紅茶をゆっくりと味わいながら音楽を聴いたり、喫茶店の時間を楽しんでほしいという創業者の思いが感じられますね。ムジカのオリジナルティーポットは一般的なサイズよりも大きく、ティーカップ3杯分ほど紅茶が入っています。ポットには必ずティーコジーがついていますが、このティーコジーがとても可愛い!綿がたっぷり入った生地で作られているので保温性も高く、インドやスリランカらしいデザインや装飾が施されています。時間が経っても紅茶を美味しく飲むためのティーグッズですが、ティーコジーがあるとティータイムの雰囲気も華やぎますね。

ムジカティーの紅茶の特徴

ムジカティーの紅茶は、インドや中国、スリランカなどの産地国から商社を通さず直接輸入しているため、高品質な茶葉が安価で提供されています。産地や茶園指定の茶葉をはじめ、オリジナルのブレンド茶葉やクオリティーシーズンの茶葉など、季節限定商品も合わせて常時数十種類の紅茶が揃っています。種類としてはフレーバーティーは少なめで、茶葉本来の香りや味わいを楽しむブラックティーが多いのもムジカの紅茶の特徴です。とにかくたくさんの種類があるので、めずらしい紅茶を見つけたいときにもおすすめ。今では知名度も上がり見かけることも多くなったシッキム紅茶も、ムジカでは随分前から販売しています。今まで飲んだことのない新しい紅茶と出会える、そんなワクワク感がムジカティーにはあります。

プレゼントや詰め替え用など用途に合わせて選べる

ムジカの紅茶といえばリーフティーが詰められた黒いアルミパックのイメージがありますが、ティーバッグタイプや紅茶缶もあります。外出先や忙しい時には手軽に紅茶が淹れられるティーバッグタイプが重宝しますね。プレゼント用や自宅用には紅茶缶に入ったリーフティーが人気です。またアルミパックは100gとお徳用の350gがあります。お気に入りの紅茶が見つかったら、グラム数の多いお徳用を購入した方がコストパフォーマンスもいいので、毎日美味しい紅茶を飲みたい人にとってはとても嬉しいですね!お試し用の少量タイプはなく、最少が100gのアルミパックになります。色々紅茶を試してみたいという方は、開封後密封容器に移して保存し、なるべく早めに飲み切るようにしましょう。

自宅用から贈り物までムジカティー人気の銘柄8選

普段あまり紅茶を飲み慣れていない方や、紅茶にはちょっとうるさいという紅茶通の方など、どんな方にも美味しいと思える紅茶が見つかるムジカティー。数ある紅茶の種類の中から特に人気の銘柄を8選ご紹介します。はじめてムジカティーを試す方は、ぜひ選ぶ時の参考にしてみてくださいね。

ストレートティーにおすすめ茶葉4選

モーニングブリーズ

緑茶に親しみがある日本人の嗜好にあった、ストレートティーに向いた紅茶として作られたのがこちらのモーニングブリーズです。セイロン紅茶のヌワラエリヤをメインにブレンドしており、爽やかな渋みとすっきりした味わいが特徴的です。ムジカのブレンドティーの中でも上位に選ばれるほど人気の高い銘柄で、初めてムジカティーを飲む方にもおすすめの一杯です。

ニルギリ

南インドの二ルギリ地方で生産される紅茶。地理の位置が同じスリランカの紅茶に似た特徴があり、クセがなくあっさりした味わいが特徴です。ムジカの二ルギリは軽く深みのある香ばしさと控えめな華の香り、飲むと砂糖が入っていないのにほのかな甘みを感じます。紅茶特有の渋みが苦手な方や、アレンジティーにも向いている軽い口当たりの紅茶です。

オリエンタルブレンド

ムジカティーの人気フレーバーティーといえば、こちらのオリエンタルブレンド。ムジカ版アールグレイで、一般的なアールグレイよりも燻したようなスモ―キーさが特徴です。華やかな柑橘系のイメージとは違い、全体的に落ち着いた印象があります。女性はもちろん男性にも好まれそうなテイストなので、贈り物にもおすすめですよ。二杯目はミルクティーでどうぞ。

芦屋プラウド

堂島店から芦屋に移転した後、一周年記念で作られたムジカオリジナルブレンドティー。スリランカのウバとヌワラエリヤをバランスよく組み合わせた紅茶は、青りんごのような甘い香りとウバのミントのような爽やかな香りが特徴的です。抽出時間によって味わいの表情が変わり、ストレートで飲むなら短めがおすすめ。すっきりした後味なので、朝の目覚めの一杯や食後にもぴったりです。時間が経つほどウバ特有の心地よい渋みと鮮やかな紅色の水色が強くなります。

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ミルクティーにおすすめ茶葉4選

堂島ブレックファースト

ムジカといえば堂島ブレックファーストというほど有名な人気銘柄のひとつ。毎日気兼ねなく飲める紅茶として開発されたブレンドは、創業当時から今も変わらず多くの人に愛されています。ミルクティーに合うようにインド紅茶をブレンドしており、じっくり蒸らしてたっぷりのミルクを入れて飲むのがおすすめです。甘い香りと深いコクが口いっぱいに広がります。

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アッサムCTC

ふかし芋のような素朴な甘い香りが漂うCTCタイプのアッサム。牛乳を入れると黒っぽい水色が美しい亜麻色のミルクティーに仕上がります。茶葉本来の渋みやコクがしっかりと抽出されるので、濃いミルクティーがお好きな方はオレンジペコータイプのアッサムよりもこちらのCTCタイプがおすすめです。価格も良心的なので自宅に常備しておきたい紅茶ですね。

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ラグジュアリーセイロン

スリランカのハイグロウンティーをブレンドしたBOPタイプの紅茶。セイロンらしい清々しい香りと、ウバ特有のサロメチールの香りが感じられる爽やかさが特徴です。ストレートで飲むと後味にやや強い渋みがありますが、ミルクを加えるとセイロン特有の渋みがまろやかになり、奥深さがプラスされます。ウバがお好きな方やすっきりした味わいが好みの方にぴったりの紅茶です。

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アフリカンジョイ

アフリカのケニア紅茶。水色が鮮やかで、優しい甘さと青みを感じる香りが特徴です。ミルクを注ぐとアッサムCTCよりも軽い味わいのミルクティーが楽しめます。スパイスとの相性も良く、煮出してチャイを作る時にもおすすめです。抽出時間が短いとすっきりした口当たりになるので、アイスティーにしても美味しい紅茶です。

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ムジカティーをティーサロンで楽しむ:店舗情報

2013年に堂島から芦屋に移転したティーサロン「Tea Saloon MUJIKA」。以前の店舗とは違った印象で、歴史的建造物である旧宮塚山住宅の一階に店舗を構えています。レトロでどこか懐かしい感じのする店内は、まるでヨーロッパの隠れ家的な雰囲気です。メニューにはムジカの定番紅茶から季節のおすすめ紅茶、ケーキなどのスイーツやトーストなど種類も豊富。近くの人気店「エレファントリング」のバームクーヘンが頂けるのも嬉しいです。たっぷりのムジカ紅茶と共にぜひ一度味わってみてください。ティーサロンのインテリアには、以前のお店のものも多く使われているので、常連さんには懐かしく感じるかも知れませんね。また壁の漆喰にはお茶の葉が混ぜてあるそうで、まさに紅茶専門店らしいおもしろい発想が店内にたくさんつまっています。ティーサロンムジカに足を運ばれた際には、そんな細かなところもチェックしつつ、ムジカの紅茶の世界感をゆっくり楽しんでください。

Tea Saloon MUJIKA店舗情報

住所:兵庫県芦屋市宮塚町12-24旧宮塚山住宅

電話:0797-38-8677

営業時間:11:00-18:00

定休日:日曜

※新型コロナウイルスの影響により、営業時間や提供サービスが異なる場合があります。

まとめ

歴史ある関西の紅茶専門店ムジカティーは、日本の紅茶文化を広めた草分け的存在です。高品質な紅茶をリーズナブルな価格で味わえる「本物のまじめな紅茶」がここにはあります。まだ飲んだ事がない方はぜひ一度試してみてくださいね!贈り物にもおすすめです。

自宅用から贈り物までムジカティー人気の銘柄8選
商品画像1
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商品名モーニングブリーズ二ルギリオリエンタルブレンド芦屋プラウド堂島ブレックファーストアッサムCTCラグジュアリーセイロンアフリカンジョイ
ブランド名ムジカティームジカティームジカティームジカティームジカティームジカティームジカティームジカティー
特徴セイロン紅茶のヌワラエリヤをメインにブレンドしており、爽やかな渋みとすっきりした味わい地理の位置が同じスリランカの紅茶に似た特徴があり、クセがなくあっさりした味わい一般的なアールグレイよりも燻したようなスモーキーさが特徴青りんごのような甘い香りとウバのミントのような爽やかな香りが特徴的インド紅茶をブレンドしており、じっくり蒸らしてたっぷりのミルクを入れて飲むのがおすすめふかし芋のような素朴な甘い香りが漂うCTCタイプのアッサムセイロンらしい清々しい香りと、ウバ特有のサロメチールの香りが感じられる爽やかさが特徴水色が鮮やかで、優しい甘さと青みを感じる香りが特徴
商品タイプリーフリーフリーフリーフリーフリーフリーフリーフ
商品リンク公式サイトで見る公式サイトで見る公式サイトで見る公式サイトで見る公式サイトで見る公式サイトで見る公式サイトで見る公式サイトで見る
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