カフェインを取りたくない時や香りのリラクゼーションを楽しみたい時には、紅茶よりもハーブティーを選ぶ方も多いと思います。ハーブティーと一言でいってもその種類や効能は様々で、各ブランドでもオリジナルブレンドなど商品も数多くあります。その中でも、特に健康志向の方や美容に敏感な女性などに人気があるのが「ヨギティー」です。今回はそんなヨギティーについて詳しく解説していきたいと思います。ヨギティーの特徴や選び方、おすすめ商品などご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ヨギティーってどんなお茶?
ヨギティーはインドの伝統医学である「アーユルヴェーダ」に基づいて作られた、天然オーガニックハーブティーです。その種類は様々で、優しい柔らかな味わいのものやさっぱりと爽やかなものなど豊富なラインナップが揃っています。その日の体調や気分に合わせて、自分に合ったものを選ぶことができるのもヨギティーの魅力のひとつです。
ヨギティーの始まり
ヨギティーが生まれたのは1969年、クンダリー二・ヨガの創始者である「ヨギ・バジャン」氏によって作られました。バジャン氏はアメリカにアーユルヴェーダやヨガなどを広めたことでも有名です。バジャン氏は、アーユルヴェーダに由来する5つの薬草(生姜の根、カルダモンの種、クローブのつぼみ、黒こしょう、シナモンの皮)をブレンドし、ヨガの弟子達に日常的に振舞っていました。その香りや味わいから命の息吹と健康の蘇りを実感した弟子たちは、その飲み物を「ヨギティー」と呼び独自のスパイスを調合するようになりました。それが今日の様々なヨギティーのルーツとなっています。
完全オーガニックの原料
ヨギティーに使用される原料は、アメリカの農務省オーガニックプログラム(NOP)によって生産されたオーガニック原料のみを使って作られています。栽培時から細心の注意を払い、農薬はもちろん遺伝子組み換えや人工香料、着色料なども一切使用していないため安心して飲むことできますね。商品はオーガニック認証を受けた工場で生産され、イオン化照射や下水汚染などの心配もなく独自の厳しい基準をクリアしたもののみが消費者に届けられています。この徹底した品質へのこだわりがヨギティーの理念でもあります。
環境に配慮された梱包素材
ヨギティーに使われている梱包素材は、環境に優しい100%再生紙を使用しています。商品はすべて簡易包装にすることで、使用済廃棄物量を55%まで減らすことに成功しました。また、パッケージの印刷には植物由来のインクが採用されたり、ティーバッグにはピュアコットンと不活性金属が使われているなど、環境に優しいモノ選びを徹底しています。ヨギティーは原料のこだわりだけでなく、森林保護やゴミ削減など、持続可能な社会の実現を企業理念のひとつとして大切にしています。
ヨギティーの選び方と効能
気分や体調に合わせて選ぶ
さまざまな種類があるヨギティーから自分にぴったりの商品を選びたい時は、まず今の身体の状態を把握しましょう。たとえば、気分をリフレッシュしたい時には、レモングラスやスペアミントなど爽やかなハーブがブレンドされているものがおすすめですし、逆にリラックスしたい時には、ラベンダー、カモミール、レモンバームといった落ち着く香りのブレンドがぴったりです。また、健康維持や免疫力をあげたいなど身体のサポートとして飲みたい時は、エキナセアルートやショウガなど生薬が入ったブレンドがおすすめです。ヨギティーはハーブやスパイスの他にも、グリーンティーや紅茶をブレンドしているものもあるので、カフェインを取りたくない時は原材料を確認しておきましょう。その時によって身体の状態は変わるので、自分に合ったブレンドをいくつか選んでおくと良いですね。
ヨギティーに使われている原料の主な効能
100種類以上のスパイスやハーブを使用しているヨギティーですが、その中でもよくブレンドに使われているものをいくつかご紹介します。
▼甘草(カンゾウ)
甘い香りのハーブで数千年前から薬として使われてきています。皮膚や肝臓をサポートし、消化促進や喉の炎症にも効果的です。
▼シナモン
スリランカ原産の小さな常緑樹。紅茶やお菓子にもよく使われている馴染みのあるスパイスですね。身体を温める効果があり、呼吸器系や消化器系の機能をサポートします。
▼カルダモン
爽やかな香りが特徴で料理によく使われています。胃や消化機能、呼吸器官を温める効果があり、伝統的に使用されているハーブの一種です。
▼スカルキャップ
アメリカが原産国のシソ科の植物。アーユルヴェーダでは、瞑想と覚醒を向上させ、心を穏やかにするといわれています。
▼ラズベリーリーフ
古来より薬用ハーブとして親しまれており、子宮の調子を整えるなど女性の身体をサポートしてくれる効果があります。
美味しく飲んで身体をサポート!プレゼントにも人気おすすめ9選
オーガニックハーブとスパイス、厳選した茶葉をブレンドして作られるヨギティーは、バリエーションも様々。ここではプレゼントにも人気のおすすめ商品9選をご紹介します。
ベッドタイム
安眠に効果的といわれている伝統的なハーブを組み合わせて作られた「ベッドタイム」ティー。名前の通り寝る前の飲み物として最適なヨギティーですね。緊張やストレスを緩和するバレリアン、カモミール、パッションフラワーや、甘く優しい香りの甘草、カルダモン、シナモンなどがブレンドされています。ステビアのほんのり甘い味わいも、身体と心をほっとさせてくれます。
エキセアナ
日々の健康維持や免疫力をあげたい方におすすめなのがこちらの「エキセアナ」です。エキセアナはアメリカの先住達に古くから伝わるハーブで、免疫機能の向上にとても効果があるといわれています。風邪や感染症、花粉症予防にも効果的なので、季節の変わり目や日々の健康サポートにも飲みたいですね。
レモンジンジャー
胃腸の不調を和らげ、消化をサポートするハーブとスパイスがブレンドされた「レモンジンジャー」。ショウガのピリッとした刺激とレモンの爽やかな風味が気分もすっきりとさせてくれます。ペパーミント、リコリス、ブラックペッパーなどがブレンドされており、幾重にも美味しさが広がります。暑い季節にはアイスティーにして飲んでも美味しいですよ。
ストローティー
喉の不調や違和感があるときにはこちらの「ストローティー」がおすすめ。喉の炎症を鎮静化する効果があるニレやモウズイカ、ワイルドチェリー樹皮などがブレンドされています。風邪の引きはじめや乾燥しやすい季節にもぴったりのハーブティーです。
ピュアリーペパーミント
古代ギリシア人やローマ人の時代から消化を助けるハーブとして受け継がれてきたペパーミント。ヨギティーではオーガニックペパーミント100%のみで作られているため、ミント特有のフレッシュで爽快な香りと味わいが楽しめます。食後のお口直しや気分をリフレッシュさせたい時、暑い季節の水分補給にもおすすめです。
チャイルイボス
ノンカフェインのオーガニックルイボスにシナモン、カルダモン、クローブ、ジンジャーなどのスパイスをブレンドした本格的な香りが楽しめる「チャイルイボス」。ヨギティーの中でも特に人気が高く、チャイ好きな方へのプレゼントにもおすすめです。ミルクを加えると風味が増しより飲みやすくなります。カフェインが入っていないのでいつでも楽しめるのが嬉しいですね。
カモミール
オーガニックカモミール100%のみを使用したこちらの商品は、クセがなく飲みやすいので、複雑な味わいのハーブブレンドが苦手な方にもおすすめです。一時的な不眠や胃の不調を緩和する効果があるといわれているカモミールは、ストレスの多い日中にリラックスしたり、おやすみ前の一杯にも最適です。あまりハーブティーを飲みなれていない方はまずはこちらのヨギティーがおすすめです。
オリジナルヨギティー
ヨギティーの創始者ヨギ・バジャン氏の想いが込められた「オリジナルヨギティー」は、ヨギティーが生まれるきっかけになった当時の味わいを再現しています。アーユルヴェーダの伝統的なスパイス5種を使用し、身体の内側から生命力をサポート。豊かなスパイスが身体を温め消化機能を活性化させてくれます。手持ちの紅茶にブレンドして楽しむのもおすすめです。
ウーマンラズベリーリーフ
昔から「安産のハーブ」として親しまれてきたラズベリーリーフを使用したシングルハーブティー。クセがなく優しい甘さでとても飲みやすい味わいです。ラズベリーリーフは、子宮の調子を整えたり生理痛の緩和にも効果があるので、月経に関する悩みがある方にもおすすめです。妊娠中のママへの贈り物にも。
まとめ
アーユルヴェーダの伝統から作られたこだわりのヨギティーは、誰もが安心して飲める環境にも配慮したオーガニックハーブティーブランドです。ブレンドによって様々な味わいや効果が期待できるので、ぜひ自分にぴったりの一杯を見つけてみてくださいね。